FM-Aシャーシのバッテリーホルダーは、幅広で独自の形状をしている。
サイドに2箇所ずつ、合計4箇所の爪があり、この爪がシャーシに引っかかることで外れないようになる。
この爪は全て同じ向きに出ており、スライドさせてシャーシに爪をはめ込む仕組みである。
スライドした状態を固定する為に、両サイドに薄い板状のものが伸びており、スライドしきったところでカチリとシャーシに引っかかる仕組みだ。
外すときには両サイドから薄い板状のものを押して、引っかかった部分を解除してから4つの爪を外す方向へスライドして外す。
FM-Aには、標準パーツであるこの独自のバッテリホルダーを使用する他に、TYPE-4や初代FMシャーシ、S2シャーシのバッテリーホルダーを使用できる突起が設けられている。
そのため、軽量化を図るために、FM-Aのバッテリーホルダーではなく、他のシャーシのものを使用される方が多い。
しかし、私はFM-Aのバッテリーホルダーの独特な作りに、魅力を感じずにはいられない。
FM-Aのバッテリーホルダーを使用するメリットを考えると、4つの爪で4点でホールドされる幅広な構造のため、面でバッテリーを支持できる点にメリットがありそうである。また、個人的にはバッテリーホルダーを外し易いと感じる。
一方、デメリットは重いことである。3g近い重さがある。(1g単位の計りで2gと3gをいったりきたりしていた)それから個人的にはバッテリーホルダーを装着しづらいと感じる。
そこで、デメリットの重さの部分を改善して使用したいと考えた。
頑丈な見た目ではあるが、シャーシの剛性には影響していないようだ。
着けた状態と外した状態でシャーシを捻ってみたが、剛性の差を感じられなかったので、肉抜きしても問題なさそうである。
ドリルで穴を開け、デザインナイフで削りこんで肉抜きを施した。
合計4箇所の穴を開けた。負荷がかかると簡単に折れそうである。
バッテリーの位置を保持し、バッテリーが外れることを抑える働きがあれば良いので、強度が弱くても問題はないと判断した。
重さは2gとなった。(1g単位の計りで2gと表示された)
肉抜きした穴からはバッテリーのラベルが覗いて良い感じである。
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