度肝を抜かれた改造があったので、ご紹介したい。
YU-KIさんの直ドリ番長です。
フロントに突き出たステーの先に１ローラーという特殊セッティング。
こんなことができるのかという、発想の柔軟さに脱帽である。
サイドローラーとフロントの１ローラーを結ぶ三角形から、タイヤがはみ出ないように、フロントのタイヤを極限までナロートレッド化している。
これにより、コースの壁に三角形の辺が接する状態でも、タイヤはコースに触れない構造となっている。
ストレートであっても、常に左右どちらかにマシンが向いた状態で、ドリフトしながら走行するわけである。
まさに直ドリ番長。
ドリフト走行には、ローフリクションタイヤが適するだろう。
かつて、ローラーセッティングで、フロントよりリアの左右ローラー間の間隔を広くすると、カーブでコース壁になぞるように進み、滑らかに曲がることが可能と何かの本に書いてあったのを思い出す。
このセッティングはそれを極端にしたようなものだろう。
フロントとリアのローラー間の間隔の違いで、コース壁に吸い付こうとするのか、離れようとするのか、違いが出てくることに気づかせてくれる改造である。
この直ドリ番長を逆向きに走らせたら、一体どんな走りをするのだろうか？
正転も逆転も走る姿を見てみたい改造であった。
改造紹介の前の記事はこちら
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