ミニ四駆グランプリ2019SPRING 北海道大会
この大会に向けて、ブログの更新も行わず、急ピッチで仕上げたNEWマシンを記録したいと思う。
早速、マシンの写真をご覧頂こう。
自画自賛だが、今回のマシンはかっこ良く仕上がったように思う。
ミニ四駆を楽しむ上で、大切なことは自己満足だと思うので、自画自賛は大事なことである。
フロントから順に、
2箇所あるデジタルカーブの対策として、フロントはスラダンを装備した。スライドダンパー2のほうが軽いらしいので、上蓋のみ使用し、色は全体のバランスを考えて黒に塗った。
二段アルミローラーの上には、モーター軸を取り出したものをスタビポールとして使用している。先が細く危ないので、本番ではマルチテープを巻いたが、もう少し安全面を考えたいと思う。
スタビポールの中ほどに520ベアリングをスタビローラーとして設置している。中ほどとしたのは、スタビポールの高さがコースの壁の5cmを越えるためで、4cmほどのところに520ローラーが位置するようにしてある。
また、スタビの左右の位置は、二段アルミローラーの上段が活きるように、二段アルミローラーの上段が接する傾きで、同時に接する位置として、マシンが傾いた場合は3点設置となるようにした。
二段アルミローラーの下段は、タイヤの軸よりも低い位置であり、これはダブルデジタルドラゴンバックを抜けた後に浮いた状態であっても、少しでも早くデジタルカーブの壁にローラーが接触するようにする狙いがあった。
フロント提灯を採用しており、開き具合の最大は上の写真くらいである。
フロント提灯の基部の下側には、上級者を真似てバネを仕込んでおり、これによりフロント提灯が速く閉じる効果が得られた。
閉じる速度が速いと、次の衝撃に早く備えられるということなので、理にかなっていると感じた。
また、開いたときにバネにテンションがかかり、また、ネジにも斜め下方向への力がかかる。結果としてフロントへ下方向の力が微力ながらかかる構造のようだ。
フロント提灯のウェイトは前よりに位置しており、マシンの前方に叩く位置を設けているので、フロントから受けた衝撃でフロント提灯が開くと、フロントに下方向への力が働く流れとなる。
机上の空論では、力の変換が大変上手く考えられた仕組みに思う。
提灯のウェイトは軸のネジを提灯に固定しており、ウェイト自体は上下に自由に動くようにしている。
こうすることで、細かい地面からの振動をウェイト自体が上下に微振動して吸収することを狙っている。
また、ジャンプ着地後にフロント提灯がマシンを叩いた後に、フロント提灯がマシンから受ける反作用をウェイトが代わりに上に跳ね上がって受け流すことで、フロント提灯自体が次の衝撃に備えられるポジションを維持できることを狙っている。
ウェイトに使用したマスダンパーは、真鍮の色のものであったが、マシンの見た目を考えて、銀色のタミヤマークのステッカーを貼ってドレスアップした。
ボディは最近発売されたマンタレイMk.2を使用した。塗装については、別途記事を書きたいと思う。
タイヤは、コイジャンプとダブルデジタルドラゴンバックで、マシンの姿勢の安定を狙いアルミホイールを採用した。
重いタイヤは、ジャイロ効果が高くなり、ジャンプ時と空中での姿勢が変わりにくくなるはず。以下の記事で考察しています。
タイヤに履かせたのは、低反発スポンジタイヤのペラタイヤである。径は24.2mmとした。
リューターで回転させた状態で、ダイヤモンドやすりで削りこんで作成した。
低反発スポンジタイヤはペラにしても少し沈み込むので、車高はかなり低くなった。思ったよりもグリップは高くないと感じた。
両面テープでタイヤに固定する際は、均一な厚さと幅となるよう偏りに気をつける必要があった。
この低反発スポンジタイヤのチョイスが、今大会の結果を大きく左右した主な要因と思う。
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