シャーシの違いとは、言わば武道での流派のようなものであろう。
私は片軸シャーシのARで復帰を果たしたが、MSフレキに挑戦している。
実に刺激的で新鮮な気持ちである。
見よう見まねで作成していく中で、フレキの動きの妨げとなりそうなポイントが見えてきた。
今回の記事では、フレキが滑らかに動かない原因となり得る箇所の記録をしたいと思う。
私はフレキ初心者であるため、作成中のフレキの正式な~系の名称が分からない。
センターシャーシの支柱を切らず、支柱にバネを仕込むタイプのフレキである。
下は製作途中のフレキシャーシ
フレキの作成方法については、ミニヨンブロガーの方々が詳細に記載くださっていたり、ユーチューバーの方々が公開してくださっている動画を参考にしている。
ありがとうございます!
どの作成方法も、詳細に説明されており、分かり易いものであった。
それでは、実際に作ってみた中で感じた、引っかかりや、動作を鈍くするポイントを挙げていこう。
1.カウンターギア横の外壁の段差
この部分の溝に対して、フロント・リアのユニットが噛み合ってスライドする構造のフレキが多いのではないだろうか?
この段差は両サイド合わせると1.5mmから2mmくらいはありそうである。
この段差はカウンターギア横の外壁であるため、強度の面から削るわけにはいかなそうであり、多くのレーサーはフロント・リアユニットの噛み合うほうをハの字に削ることで対応されている。
片側で0.7mm以上は削り込まないと段差にぶつかるであろう。フレキの稼動範囲によるが、ハの字は以下のような形で削るのが良さそうである。
2.カウンターギアを囲う部位の稼動域確保の切削面
ここを稼動したい分だけ削る際に、僅かでも地面に対し斜めであると抵抗になる。稼動面に対しまっすぐに削る必要がある。
3.カウンターギアを覆う上部のフロント・リアユニットの接触面
2の稼動域確保の切削加工で満足して忘れがちとなりそうなポイントである。
赤枠で囲んだ部分に僅かに出っ張りがあるので、ここも削る必要がある。初めて作成した人はユニットを組んでみてから気づく人が多いのではなかろうか?
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