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ミニ四駆スピードチェッカーの使い方

マシンの速さを測りたい

 

今の時代は、モーターの回転数をスマホアプリ(Giri -The RPM Checkerなど)で計測でき、マシンの速さを知る手がかりとして手軽で有効な手段である。

 

しかし、マシンの速さは、モーターの回転数のみではなく、ギヤ比やタイヤ径の違いに駆動ロスといった様々な要因が絡み合って決まる。

 

実際にコースを走らせてタイムを計ることが一番確実な計測方法だが、自宅にコースを常設していない限り、手軽に計測ができない。

 

手軽に速さを計測するには・・・

 

ミニ四駆スピードチェッカー

 

コースを走らせるのと近い形で速度を計測できるツールである。

タミヤ グレードアップ No.183 GP.183 ミニ四駆スピードチェッカー 15183

ミニ四駆スピードチェッカーの上面に3列あるローラーの上にマシンを載せて、真ん中の列のローラーがタイヤの回転で回ることで、ローラーの回転から速度を計測する仕組みである。

 

ミニ四駆スピードチェッカーの使い方

 

タミヤの公式大会であるジャパンカップの会場に設置されているのを使用したことがあるが、自分で購入しないと、初見では使い方が分かりにくい。

 

購入したものが届いたので、使い方をご紹介させていただく。

 

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①赤いボタン(POWER)を押して電源をON。

 

②2つある丸いボタンの左側でモードを選択する。

 

【スピードチェック】

  最高速度を計測するモード

 

【タイムアタック】

  10m~300mまで距離を指定し、

  距離の走行タイムを計測するモード

  (距離は2つある丸いボタンの右側で選択)

 

※ここからはスピードチェック選択時の使用方法を説明します。

 

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③上はスピードモード選択時の画面

 右上に「スピード」と表示される。

 「セット」の文字が表示される。

 

④マシンのスイッチをオンにして、スピードチェッカーに載せる。

 

⑤真ん中の列のローラーにタイヤが接触して回転すると、「セット」の文字が消え、画面のマシンの絵が点滅しなくなる。

 

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⑥ ⑤の状態となったら、右下のスタートボタンを押す。

 

⑦「ピッピッピッポー」という音が出て、30秒間の計測期間に入る。

 

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⑧30秒後に「ピー」という音とともに最高速度が表示される。

 

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※タイムアタックを選択した場合は、計測時間が30秒ではなく、30m毎にマシンの下の矢の羽のようなマークが1つずつ消えていき、全て消えたときに走行タイムが表示される。

 

以上が使用方法です。

公式大会などで、借りて使う際にお役に立てたら光栄です。

 

計測時の注意点

 

かなり昔に発売されたものであるためか、現代のマシンではリアブレーキステーが干渉して、計測用のローラーにリアタイヤが接触しないという致命的な構造の問題があると思う。

 

上手く接触しない場合、マシンを手に持って、真ん中の列にフロントタイヤを軽く押し付けて計測する。

 

4輪で接触できるように、ミニ四駆スピードチェッカー自体を改造する方法もある。

 

マシンのフロント側にあるストッパーを外す方法や、リアタイヤ側の3列目のローラーを外して、リアブレーキステーが干渉しないようにする方法があるようだ。

 

多くのマシンに対応できる作りで、もう少し携帯性を上げて、ミニ四駆スピードチェッカー2を販売していただける日が来ることを切に願う。

 

音がうるさい問題の対処法

マシンの音に負けないよう、音が大きめに設定されているのだと思う。実にうるさい。

 

残念ながら、音の強弱の設定はできないが、音は主に裏側に空いている穴から出るようである。

 

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電池を入れる反対側に3箇所の穴がある。

 

ここをマルチテープなどで塞ぐと、少し音が小さくなるので、気になる方は塞いでみてほしい。

 

 

大会で練習走行ができない場合、マシンのコンディションを確かめる有効な手段となるのは確かである。

 

スピードチェッカーには、他には、手のひらサイズの携帯性に優れた

M's Lab製スピードレンジチェッカーがある。

 

値段はタミヤのものより高価であるが、売り切れになるほど人気の商品のようで、要チェックである。

 

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