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ミニ四駆ジャパンカップ2019|ミラクルバロンサーキット2019ノースの考察

今年も夏のビッグイベントが開催される。

 

ジャパンカップ2019の開催が決定された。

 

早くもコースレイアウトが発表されたので、私なりに考察したことを記したいと思う。

 

前回同様、コースを走らせる経験も知識も乏しいので、妄想の域は出ていない。ツッコミやご感想を頂けると嬉しい。

 

北海道のレーサーである私が気になる北海道大会は、8月25日(日)である。今年も熱くなりそうだ。

 

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まず、注意して欲しいのは、以下の点である。

 

「2019年の公式コースは、3つのコースレイアウトがノース(北)、イースト(東)、ウェスト(西)と大会の開催地域の区分けによって展開されます。」

 

今回、発表されたコースレイアウトは「ミラクルバロンサーキット2019 ノース」であること。

 

その他のレイアウトイメージや区分については適時発表されるとのことで、レイアウトの違いによっては、各セクションがまったく違う顔を見せてくるかもしれない。

 

過去のジャパンカップ2017の「グレートクロスサーキット 2017」では、4パターンのレイアウト変更が可能であり、当日になってどのパターンであるかが分かる斬新な仕様であった。

 

今回については、3パターンの内どのパターンであるかは、開催地域の区分けによって決まり、適時発表ということなので当日ではなく、予め発表されるであろう。

 

全国の複数の大会を飛び回る上級者の方々にとっては、1つのパターンを攻略すれば良いわけではなくなってくるため、攻略が難しくなるとともに、楽しさも増えるだろう。

 

初心者にとっては、経験も武器とできる上級者との差が、少しは縮まるのではと思う。この取り組みは素晴らしいと思う。

 

さて、ここからはノースのレイアウトのセクションを1つずつ考察していきたいと思う。

 

ミラクルバロンサーキット2019ノース

コースを見て、色々と自分なりに考えることは楽しいことであると思う。

 

他の人の意見を先に聞いてしまうと、自分で発見する楽しみが無くなってしまうと思う。

 

私の考察を読まれる前に、ぜひご自分の考察をしてから、読み進めて欲しい。

 

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同じ考察であったところ、まったく違ったところ、ぜひコメントしてくださると嬉しい。

 

それでは、各セクションを考察していこう。

デジタルゾーン2

ミニ四駆グランプリ2019スプリングのステップサーキット2019でお目見えしたデジタルゾーン。

 

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このデジタルゾーンに潜むデジタルドラゴンバック2連という魔物によって、多くのレーサーが桜の花びらのように散っていった。

 

その魔物が、さらに凶悪になって現れたといえよう。

 

デジタルゾーン2である。

 

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スタートからややスピードに乗り始めたところに位置するこのゾーン。1周目はそのスピードを抑えるようにマシンを迎えるであろう。

 

S字上に構えられたデジタルカーブで入口と出口が固められており、スライドダンパーやピボットダンパーが滑らかに通過するために必須となるだろう。

 

デジタルドラゴンバック2連は、1つ目と2つ目の間にできるV字の谷がデスバレーと化す。

 

私はスプリング大会で目にしてきたが、1つ目の登り斜面では軽くホップする程度で、ジャンプという感じではない。

 

この谷でリアが2つ目の登り斜面に打ちつけられ、大きく跳ね上がり、多くのマシンが裏返しになっていた。

 

速度域を上げてリアが下がらないうちに駆け抜けるマシンも見られた。

 

が、しかし、スプリング大会と違うのは、2つ目のデジタルドラゴンバック後にすぐデジタルカーブが待ち構えているところである。

 

1周目はスピードが乗り切らず遅いので通過できると思う。このセクションがスタートに近い位置であるのはタミヤの慈悲に思える。

 

2周目以降はスピードが乗っているため、多くのマシンがここでCOすることだろう。速い速度域で駆け抜ける場合、出口のデジタルカーブに入れることは可能なのだろうか?

 

ここに君臨する魔物に十分に気をつけたい。

 

ニューエラターン

チャンピオンキャップ、いつの日か欲しいものだ。

 

目立たないセクションでこそ、着実に差をつけるところであろう。

 

フラップストレート

コース路面に特殊な素材を採用したエリア。

 

グリップが効くのか否か、凹凸はあるのか、素材の違いで、その後に続くキッカーフラップの飛距離が変わるので要チェックだ。

 

おそらく良く飛んだほうが勝負が面白くなると思うので、グリップしやすい素材になるのではと推測する。

 

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キッカーフラップ

実にユニークな新セクションである。

 

ストレートが途切れジャンプする部分にフラップ型の装置が設置されているとのこと。車重によってフラップが傾くことで、マシンが軽いと上にジャンプ、重いと平行にジャンプするそうだ。

 

フラップは会場によって具合が違う可能性もあるらしい。

 

重量級のマシンの活躍も期待できそうだ。

 

軽すぎず、重すぎずが良いのだろうか?

 

キッカーフラップで飛びすぎると、90度カーブでCOすることだろう。

 

富士通ポップ

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スロープ登りからの90度カーブ。スピード域が速いマシンや、スラストが緩いマシンは要注意なセクションと思う。

 

ドラゴンバックとスロープ下り

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スプリング大会のKOIJUMPと同じセクションのようだ。

 

今大会では名前がついていないが、スプリング大会ではスピード域の速いマシンが元気の良い鯉のようにジャンプしていた。

 

カーブまで距離はあるので、着地が安定すれば元気良くジャンプしてもコースに入っていた。

 

高低差があるので、傾いて着地したりするとひっくり返るマシンも見受けられた。

 

ただ、スプリング大会とは異なり、後に構えるライジングファントムチェンジャーの開始点までの距離が短いので、ジャンプが大きいと安定する時間が足りず影響がありそうである。

 

ライジングファントムチェンジャー

奇抜な見た目のチェンジャーセクション。

 

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緩やかなスロープを登り、幅広の踊り場に着地後、60度のバンクで構成されている。

 

踊り場への着地での安定性が求められる。跳ねやすいマシンはバンクの頂上でCOしそうである。

 

バランシングストレート

1つのレーンにのみ設置された新セクション。

 

他のレーンのストレートには干渉しないように、スロープを登った少しだけ高いところに設置されているようだ。

 

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コースの壁と壁の間隔が拡がっており、壁に沿う両サイドの拡がった分のところの路面が低くなっており、マシンがまっすぐ走らないと、タイヤが落ちてシャーシを擦って走ることになる仕組みらしい。

 

前後のローラーセッティングに注意して、マシンがまっすぐ走るようにする必要がありそうだ。

 

最後の1周で、この段差にタイヤが落ちて失速する悲劇的展開もあるかもしれない。

 

ラストターン

ここまでくれば、次の周回、そして、ゴールが目前だ。

 

ここではライジングファントムチェンジャーもバランシングストレートも通らないレーンのマシンは、このセクションを通してトップスピードとなるだろう。

 

総評

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マシンの重さが影響するキッカーフラップ、最適な車重とは何gなのだろうか?どんなマシンが勝ち上がっていくのか楽しみだ。

 

マシンの直進性が求められるバランシングストレート、丁寧に組み上げることが何より大事そうである。

 

高速レイアウトのように見えるが、スピードを出しすぎると、2つ目のデジタルドラゴンバック後のデジタルカーブと、キッカーフラップ後のカーブが難関となりそうである。

 

どんなセッティングで挑むべきか、実にわくわくするコースレイアウトである。

 

イースト、ウェストのレイアウト発表も待ち遠しい。

 

さぁて、今から準備を始めようか!

 

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